2017-02-08 第193回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第1号
○参考人(馬田啓一君) 不都合な現実についてと、こういうふうなことでありますけれども、アメリカがTPPを本当に離脱すれば、アジア太平洋におけるアメリカの影響力が完全に低下していくということは避けられないと思います。 アメリカのアジア戦略というのは、結局、とどのつまり、中国をどう変えるかと。国家資本主義の下に国営企業が世界中を席巻して、それが自由貿易体制をも揺るがすような状況になっている。
○参考人(馬田啓一君) 不都合な現実についてと、こういうふうなことでありますけれども、アメリカがTPPを本当に離脱すれば、アジア太平洋におけるアメリカの影響力が完全に低下していくということは避けられないと思います。 アメリカのアジア戦略というのは、結局、とどのつまり、中国をどう変えるかと。国家資本主義の下に国営企業が世界中を席巻して、それが自由貿易体制をも揺るがすような状況になっている。
高瀬 弘美君 横山 信一君 木戸口英司君 伊波 洋一君 事務局側 第一特別調査室 長 松井 一彦君 参考人 政策研究大学院 大学長 白石 隆君 杏林大学名誉教 授 馬田 啓一
本日は、政策研究大学院大学長白石隆参考人、杏林大学名誉教授馬田啓一参考人及び青山学院大学特別招聘教授榊原英資参考人に御出席いただいております。また、公益社団法人日本中国友好協会会長丹羽宇一郎参考人は、後ほど御出席いただく予定となっております。 この際、一言御挨拶を申し上げます。 各参考人、先生方におきましては、御多用のところ本調査会に御出席をいただき、誠にありがとうございます。
例えば、これに対して、そういう米国の要求やねらいを十分にわかった上で、それでもTPPを受け入れるべきだと論じている方たち、その中で、馬田啓一杏林大学教授などは、「国際貿易と投資」秋号で、こういうルールが一定の国内規制を前提としたものだから、そんなに日本の制度が大きく変更させられると疑心暗鬼になることはないと言っているんですね。